この春、Imani children homeというケニア(ナイロビ)の孤児院で2月7日から3月27日まで研修を行いなます。個人的には「孤児院」という言葉が嫌いなので、これからは「幼児施設」という表現を用いたいとおもいます:)
ではまずケニアってこんな国!
どん!
最初にアフリカの地図!
ケニアの大陸はもちろんアフリカ大陸!Afro!fuooooooooooooo!☆
日本人の大学生にとってアフリカの印象ってなんなんでしょ?
熱い、貧しい、黒い、未知数…とか
もはや行ったことも、周りにアフリカ大陸出身者もめったにいないからわかりませんよね!っていう(本音) 私のブログ執筆の目的は日本の大学生に正しくアフリカについて理解してもらい、なにができるのか考えるきっかけを持ってもらうことなので、一緒に正しい知識をつけ現状を知っていきましょう><
ではではケニアの地図!
【民族】
ケニアはアフリカ大陸の中で東にあり、ソマリア、エチオピア、ウガンダ、タンザニアに隣接し、キクユ族、ルオ族、カンハ族、マサイ族など多彩な42部族で構成されています。
ナイロビ周辺を生活圏とするキクユ族が人口の5分の1ほどをしめ、そのほかビクトリア湖周辺に住むルオ族、タンザニアとの国境周辺に住むマサイ族、そのマサイ族と同じ牧畜民である北部のツルカナ族、サンブル族、ソマリ族、海岸地方に住むスワヒリ族、マチャコス周辺のカンバ族などです。
しかし多様な民族で構成されているので、民族対立はしばし生じます。
最近では、2007年末の大統領選挙の結果を巡り、キクユ族とルオ族の対立が激化し、キスムというルオ族の中心地(ビクトリア湖沿岸に位置する美しい都市)でキクユ族の虐殺事件が生じてしまった過去があります。
(日本にも少数民族が存在するので語弊が生じるかもしれませんが)ほぼ単一民族国家に属す日本人の感覚からすると、東京の人と埼玉の人が対立して埼玉で東京出身者の虐殺が起こるようなものです、考えられないですよね。
ものすごく簡単な言葉で民族の問題について片づけてはならないと思うのですが、『民族意識』は歴史、文化、宗教に基づき、その人のアイデンティティを構成している非常に重要なものの一部なので、民族間の対立解決は当然難しいと思います。
【言語】
国語はスワヒリ語
そのほか42の部族語も話されます。
しかしながら公用語は英語。
なぜならイギリスの植民地であった過去があるからです。
小学校の時に「なぜアフリカ大陸ほとんどの国の国境はまっすぐなんでしょう?」って社会科の授業で先生に言われたことがある人もいると思います。
それはヨーロッパ諸国が植民地支配する際に地図上で定規をあてて線を引き決めたから、ということが答え。植民地支配の歴史が地理的にも、言語にも未だ残っています。
【歴史】
言語で少し触れましたがケニアの歴史について。
これは長くなるので政治と絡めてまた今度書きます。
そろそろ字ばっかで飽きてきた…という方がいると思うので研修先について写真いっぱいで書こうともいます!☆
【研修】
そもそもアイセックが運営している研修(インターンシップ)ってなに?って思われる方もいらっしゃると思うので、まず説明します。
研修とは、企業、NGO団体、教育機関で一定期間仕事をさせていただくことです。
アイセックでは、次世代を担うグローバルリーダーの輩出を目的として海外インターンシップを運営しています。日本人の大学生が、世界中さまざまな国に行き、様々な機関の協力により研修を行うことで、自分が世界に与えるインパンクトを考え、研修経験により学んでいきます。
では、私の研修先を紹介します
『Imani children home』 というナイロビ、『カヨレ』というスラム街にある幼児施設で、250人以上の乳児、子供たちが生活しています。
FBページ
→http://www.facebook.com/pages/Imani-Childrens-Home-ImaniKids/98053332697?ref=ts
ホームページ
→http://www.imanikids.org/index.php?option=com_content&view=article&id=43&Itemid=28
か、かわいい…(';ω;`)へへ
是非是非寄付おねがいしますねっ!!!!!
そしてこの施設で生活している子供たちの両親は、犯罪を犯して刑務所に収容されていたり、職を持たずストリートで生活していたり、HIV、薬物中毒といったさまざまな事情から子供を育てることができず、自分の子供を育てることを放棄してしまいました。
私の主な仕事内容は、子ども達の日常世話、自立支援、ソーシャルワーカーの手伝い、創造性を育むための余暇活動や学習の企画・運営です。
こんな感じのところで2か月間働きます!
幸い研修先にネット環境があるので、振り返りとして逐一思ったことを更新しようと思います。
それでは!